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俺はキミだけに恋をする
第1章 prologue
俺、成瀬 涼は高2の夏にこの学校に転校してきた。
父親の仕事の関係で、転校が多かったから、友達を作るのが苦手だった。
今回も卒業まで1年半だし、ひとりでのんびり過ごすつもりだったんだ。
だけど………。
転校初日。君に会ったんだ。
一ノ瀬 桜。
隣の席だった彼女は、放課後「校内を案内してあげる」と俺に声をかけた。
校内を歩いている間、各教科の進み具合とかを教えてくれた。
「ちょっとうちの方が進んでるね。わからないことがあったら聞いてね」
後で分かったことだけど、桜は学年でも上位の成績だった。
父親の仕事の関係で、転校が多かったから、友達を作るのが苦手だった。
今回も卒業まで1年半だし、ひとりでのんびり過ごすつもりだったんだ。
だけど………。
転校初日。君に会ったんだ。
一ノ瀬 桜。
隣の席だった彼女は、放課後「校内を案内してあげる」と俺に声をかけた。
校内を歩いている間、各教科の進み具合とかを教えてくれた。
「ちょっとうちの方が進んでるね。わからないことがあったら聞いてね」
後で分かったことだけど、桜は学年でも上位の成績だった。