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俺はキミだけに恋をする
第1章 prologue
「そう言えば、成瀬くんは前の学校で部活やってなかったの?」

「うん。一ノ瀬さんは何かやってるの?」

「私はバスケ部のマネージャー。成瀬くん背高いし、どう?バスケ部」

彼女は俺の前に回り込み、「ホントに高いね!何センチ?」

と、背伸びをした。

教室に帰り、彼女はバッグを持った。

「じゃあ、私部活だから」

「一ノ瀬さん」

彼女が振り返った。

「ありがとう」

俺が言うと、

「どういたしまして」

と微笑み教室を出て行った。
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