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My sweet☆Angel 〜恋に落ちた堕天使
第7章 Vll

雪になりそうだな…
「今年はホワイトクリスマスになるかもしれないな」
イヴの部屋、窓の外に垂れ込めた灰色の空を眺めながらラファエルは呟いた
「イヴ、話がある」
「ラファエル様…」
「ハロウィンの夜のこと、覚えている?」
「私…ごめんなさい、覚えていません」
「そうか、やはりな…ねえイヴ、君は記憶に無いだろうが実は君の身体は毒でやられてしまったんだ」
「毒…」
「そう、あまり怖がらせたく無いから詳しくは説明できないのだが、私のことを信じてくれる?」
「はい、もちろんです」
「良かった…それでは今から話すことをよく聞いて」
「はい」
「君の身体を蝕んでいる毒はね、ある事をしないと解毒できないんだ」
「あること…」
「そう、少し辛いかもしれないけど私を信じて我慢して欲しい…できるかな」
「は、はい」
「良かった…何があっても私を信じて、いいね?」
「はい」
「いい子だ」

