この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Tears【涙】~神さまのくれた赤ん坊~
第3章 ♠RoundⅡ(哀しみという名の現実)♠
 或いは馴染みの女の子のいるバーとかキャバレーとかに行くのか。しかし、そこで酒を飲むだけとは限るまい。酒を飲んだ後は、ホテルにでも行って、それから―。
 紗英子はそこで首を烈しく振った。いやだ、これでは、まるで自分が夫の行動にいちいちヤキモキして、妬いているようではないか!
 あんな妻に対して理解のない男なんて、好きにすれば良いとたった今、思ったばかりなのに。しかし、直輝が誰か別の女を抱いていると想像しただけで、まるで心が土足で踏みにじられたような嫌な気持ちになってしまう。
 自分はまだ、あんな冷酷な男に未練があるというのだろうか。自分は考えているより、夫を愛しているのだろうか、誰にも渡したくない、触れさせたくないと思うほどに。
/401ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ