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愛玩寵姫 - Dream Dolls - 茉奈
第4章 ●わたしの声が漏れていく…
茉奈が布団に潜り込んでしばらくののち。
「……ハァ。ハァ、ハァ…ッん…」
布団の中で、茉奈は上がり続ける鼓動と、身体の中に溜まった熱に悶えていた。
(……なに、これ、さっきの男の人みたいに…!息が…上がって…!)
(…なんだか身体の奥がムズムズする…!!)
茉奈は気づいていなかったが、茉奈の乳首は部屋着の上からはっきりとわかるほど勃起していた。そして、秘所にははっきりと、粘液が光り始めていた。
-----------------
その頃――。玄関先では、牡丹――春日麻耶――は、宅配業者の青年の肩を揺さぶっていた。
「すみません!あの、大丈夫ですか!?…大丈夫ですか?!」
迫真の演技である。はたから見れば、急病人を心配する女性、にしか見えない。
「…う、ううん…」
宅配業者の男が、薄く眼をあける。
「あれ、俺…?」
「…気が付かれましたか!?」
「あ、あれ、俺、えっと、仕事中…ですよね!?」
「はい…小泉と申します。お荷物を受け取っている最中に、急に倒れられて。」
「うわっ…!すみません!!…あれ、先ほど…いらした方は…」
「ああ…妹はあなたが倒れられてびっくりしてしまったみたいで。今は部屋で休んでいます。お加減は大丈夫ですか?」
茉奈のことを妹だなどと、さらっと嘘をつく。宅配業者の男は、この嘘を簡単に信じたようだ。
「すみません!お客さんのお宅で、こんな…!」
「いいえ。あの、お水でも飲んでいかれます…?」
「いいえ、いいえ、もう大丈夫です、ホントすみませんでした」
「いいえ、大丈夫なら、いいんです。お荷物ありがとうございました」
「ありがとうございました。では、失礼します!!」
自分が客先で突然倒れて、介抱してもらったのだと信じこんだ宅配業者の青年は、時間を確認すると、あわてて仕事へと戻っていった。
牡丹は「ふぅ…」とためいきをつくと、床に散らばった自分の荷物に目をやる。
そこには、彼女の社員証があった。
「……そろそろ、伝えなくてはいけないわね…『寵姫』とは何なのかを…」
彼女はそう呟くと、茉奈のもとへと向かった。
「……ハァ。ハァ、ハァ…ッん…」
布団の中で、茉奈は上がり続ける鼓動と、身体の中に溜まった熱に悶えていた。
(……なに、これ、さっきの男の人みたいに…!息が…上がって…!)
(…なんだか身体の奥がムズムズする…!!)
茉奈は気づいていなかったが、茉奈の乳首は部屋着の上からはっきりとわかるほど勃起していた。そして、秘所にははっきりと、粘液が光り始めていた。
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その頃――。玄関先では、牡丹――春日麻耶――は、宅配業者の青年の肩を揺さぶっていた。
「すみません!あの、大丈夫ですか!?…大丈夫ですか?!」
迫真の演技である。はたから見れば、急病人を心配する女性、にしか見えない。
「…う、ううん…」
宅配業者の男が、薄く眼をあける。
「あれ、俺…?」
「…気が付かれましたか!?」
「あ、あれ、俺、えっと、仕事中…ですよね!?」
「はい…小泉と申します。お荷物を受け取っている最中に、急に倒れられて。」
「うわっ…!すみません!!…あれ、先ほど…いらした方は…」
「ああ…妹はあなたが倒れられてびっくりしてしまったみたいで。今は部屋で休んでいます。お加減は大丈夫ですか?」
茉奈のことを妹だなどと、さらっと嘘をつく。宅配業者の男は、この嘘を簡単に信じたようだ。
「すみません!お客さんのお宅で、こんな…!」
「いいえ。あの、お水でも飲んでいかれます…?」
「いいえ、いいえ、もう大丈夫です、ホントすみませんでした」
「いいえ、大丈夫なら、いいんです。お荷物ありがとうございました」
「ありがとうございました。では、失礼します!!」
自分が客先で突然倒れて、介抱してもらったのだと信じこんだ宅配業者の青年は、時間を確認すると、あわてて仕事へと戻っていった。
牡丹は「ふぅ…」とためいきをつくと、床に散らばった自分の荷物に目をやる。
そこには、彼女の社員証があった。
「……そろそろ、伝えなくてはいけないわね…『寵姫』とは何なのかを…」
彼女はそう呟くと、茉奈のもとへと向かった。