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愛玩寵姫 - Dream Dolls - 茉奈
第8章 ■旦那様…
慎弥と洸弥に、部屋から連れ出され、茉奈は『応接室』へと歩いていった。
茉奈の手を引くのは白衣姿の慎弥。後ろには、洸弥と春日が付いている。
「白衣……なんですね」
茉奈がおずおずと言うと、慎弥は笑って
「一応『研究員』なので。そうだ、春日さんも白衣のほうがいいだろうと思って。コウ。」
洸弥が無言で春日に白衣を渡し、春日も、白衣を羽織った。
白衣の2人に囲まれると、豪華絢爛な振袖を着た茉奈は、確かに一種の『製品』――実験体のように見えた。
1階に降りたところで、慎弥が再び、あの黒い布を手にして、言った。
「今から向かう応接室は隠し部屋になっています。すみませんが、また、目隠しをさせていただきます」
不安そうな茉奈に、慎弥は優しい笑顔で答える
「大丈夫です。私が手を引きますから。ゆっくりいきましょう」
そう言われ、茉奈はコクン、と頷き、目隠しを巻く慎弥の手に身をゆだねた。
茉奈の手を引くのは白衣姿の慎弥。後ろには、洸弥と春日が付いている。
「白衣……なんですね」
茉奈がおずおずと言うと、慎弥は笑って
「一応『研究員』なので。そうだ、春日さんも白衣のほうがいいだろうと思って。コウ。」
洸弥が無言で春日に白衣を渡し、春日も、白衣を羽織った。
白衣の2人に囲まれると、豪華絢爛な振袖を着た茉奈は、確かに一種の『製品』――実験体のように見えた。
1階に降りたところで、慎弥が再び、あの黒い布を手にして、言った。
「今から向かう応接室は隠し部屋になっています。すみませんが、また、目隠しをさせていただきます」
不安そうな茉奈に、慎弥は優しい笑顔で答える
「大丈夫です。私が手を引きますから。ゆっくりいきましょう」
そう言われ、茉奈はコクン、と頷き、目隠しを巻く慎弥の手に身をゆだねた。