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愛玩寵姫 - Dream Dolls - 茉奈
第8章 ■旦那様…
襦袢一枚になった茉奈は、2時間の車内での慎弥の優しい愛撫を思い出しはじめていた。
優しい手つき、そして、感じてしまった気持ちよさ…。
こんな状況なのに、茉奈は、自分の胸の先端が尖りはじめているのを感じていた。
「(……茉奈さん。綺麗ですよ……)」
茉奈の耳にかかった髪をなおしながら、慎弥がささやく。
その囁きは、茉奈の鼓動を高めていき、自分が襦袢一枚の姿であることも忘れさせてしまうようだった。
「襦袢は脱がせないのか?」
静かに、父が息子に言う。
(…えッ!…襦袢も…なんて…!?)
さすがに素裸になるとは思っていなかった茉奈は、再び身を固くした。
それを見て、春日は、慌てて言った。
「今日、こちらに来たばかりですので…!」
止めようとした春日に、初老の男は厳しい視線を向けると言い放った
「牡丹、逆らう気か?」
「……いいえ…。けれど。」
言い淀む春日――『牡丹』と呼ばれた彼女は、それでも抵抗した。
優しい手つき、そして、感じてしまった気持ちよさ…。
こんな状況なのに、茉奈は、自分の胸の先端が尖りはじめているのを感じていた。
「(……茉奈さん。綺麗ですよ……)」
茉奈の耳にかかった髪をなおしながら、慎弥がささやく。
その囁きは、茉奈の鼓動を高めていき、自分が襦袢一枚の姿であることも忘れさせてしまうようだった。
「襦袢は脱がせないのか?」
静かに、父が息子に言う。
(…えッ!…襦袢も…なんて…!?)
さすがに素裸になるとは思っていなかった茉奈は、再び身を固くした。
それを見て、春日は、慌てて言った。
「今日、こちらに来たばかりですので…!」
止めようとした春日に、初老の男は厳しい視線を向けると言い放った
「牡丹、逆らう気か?」
「……いいえ…。けれど。」
言い淀む春日――『牡丹』と呼ばれた彼女は、それでも抵抗した。