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愛玩寵姫 - Dream Dolls - 茉奈
第9章 ■牡丹の振袖…
暗い緋絨毯の部屋に、初老の男と、白衣の女が残されている。
部屋の隅にいる白衣の女に、男――蘇我泰三が命じた。
「脱げ」
女――春日は、黙ってその場で白衣を脱ぎ、そして、白のシャツに手をかけた。
男はそれを愉快そうに見つめている。
「久しぶりだな。お前のその姿を見るのは。牡丹。そんなにあの娘を守りたいか」
「……旦那様…。あの子は…」
「手を止めるな。脱げと言っている」
「…かしこまりました」
そういうと『牡丹』と呼ばれた女は、シャツを脱ぎ、そして、ジーンズに手をかけ、脱ぎはじめた。
衣服をひとつずつ自らの手で剥がしていくと、長身の均整のとれた裸身が露わになり、黒いレースの下着がのぞく。
「それを羽織れ」
男が指さしたのは、さきほどまで茉奈が着ていた、豪華な牡丹の柄の振袖だ。
女は、無言で下着のみの裸身の上に、振袖を羽織る。
部屋の隅にいる白衣の女に、男――蘇我泰三が命じた。
「脱げ」
女――春日は、黙ってその場で白衣を脱ぎ、そして、白のシャツに手をかけた。
男はそれを愉快そうに見つめている。
「久しぶりだな。お前のその姿を見るのは。牡丹。そんなにあの娘を守りたいか」
「……旦那様…。あの子は…」
「手を止めるな。脱げと言っている」
「…かしこまりました」
そういうと『牡丹』と呼ばれた女は、シャツを脱ぎ、そして、ジーンズに手をかけ、脱ぎはじめた。
衣服をひとつずつ自らの手で剥がしていくと、長身の均整のとれた裸身が露わになり、黒いレースの下着がのぞく。
「それを羽織れ」
男が指さしたのは、さきほどまで茉奈が着ていた、豪華な牡丹の柄の振袖だ。
女は、無言で下着のみの裸身の上に、振袖を羽織る。