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愛玩寵姫 - Dream Dolls - 茉奈
第9章 ■牡丹の振袖…
「ここへ来い」
男はソファに座った自分の膝をポンポン、と叩くと、そう告げた。
春日は、無言で、男の膝の間に座り、ちょうど、幼子が祖父に甘えるように、
膝の上に頭をのせて、身体を預けた。
「懐かしいな……もう10年も前になるか……」
言いながら、初老の紳士は、優しく女の頭を撫で始める。ときおり、敏感な耳やうなじを通らせながら…。
「……旦那…様…っ!」
「お前はまだ少女で、その振袖を着てそこに立っていた。『愛玩寵姫』の試作品として…。」
「……は、い…」
敏感な場所に指を滑らせられ、茉奈が飲んだのと同じ水色の錠剤の効果もあり、女の身体が火照ってくる。
思わず身をよじって、快楽から逃れようとする。
「そう逃げるな。お前を「調整」したのはわしだ。お前の弱いところは、知っている…!」
そう冷酷な老紳士に囁かれ、『牡丹』は、快楽に耐えながら、昔をぼんやりと思い出していた。
男はソファに座った自分の膝をポンポン、と叩くと、そう告げた。
春日は、無言で、男の膝の間に座り、ちょうど、幼子が祖父に甘えるように、
膝の上に頭をのせて、身体を預けた。
「懐かしいな……もう10年も前になるか……」
言いながら、初老の紳士は、優しく女の頭を撫で始める。ときおり、敏感な耳やうなじを通らせながら…。
「……旦那…様…っ!」
「お前はまだ少女で、その振袖を着てそこに立っていた。『愛玩寵姫』の試作品として…。」
「……は、い…」
敏感な場所に指を滑らせられ、茉奈が飲んだのと同じ水色の錠剤の効果もあり、女の身体が火照ってくる。
思わず身をよじって、快楽から逃れようとする。
「そう逃げるな。お前を「調整」したのはわしだ。お前の弱いところは、知っている…!」
そう冷酷な老紳士に囁かれ、『牡丹』は、快楽に耐えながら、昔をぼんやりと思い出していた。