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真夜中の贈り物
第7章 その蜜は秘密の蜜
「変色は体毛と皮膚だけですから……分泌されたものは只の物質ですから……それが付着すれば当然目に見えることになります」
博士の冷静な解説。
オジサマが頷く。
「分泌……そうか、体液か」
「ええ、膣分泌液でしょう、ハイ」
ちょっと、なによコイツら! 他人事みたいに言って!
「……フフ、感じたのか、ン? 今のストリップで」
オジサマの口調が少し変わった。
紳士だと思っていたが、それは外見だけだったようだ。
下品な言い方をされて私はムッとする。
「だが、困ったな小笠君。これではせっかく透明になってもバレてしまうのではないかね? 濡らしてしまったり、声を立てたり……」
「は……ですので、特殊な訓練を積み……」
「訓練ねえ! だが、資質のない人間を育てるのは無駄だと思うがね? 時間もカネも……限られているからこそ貴重なのだよ」
「お言葉ですが、安原に資質があるという事は、体力テストや適性検査のデータでも……」
「そんな資質の事を言っておるのではないのだよ!」
「では……?」
博士の冷静な解説。
オジサマが頷く。
「分泌……そうか、体液か」
「ええ、膣分泌液でしょう、ハイ」
ちょっと、なによコイツら! 他人事みたいに言って!
「……フフ、感じたのか、ン? 今のストリップで」
オジサマの口調が少し変わった。
紳士だと思っていたが、それは外見だけだったようだ。
下品な言い方をされて私はムッとする。
「だが、困ったな小笠君。これではせっかく透明になってもバレてしまうのではないかね? 濡らしてしまったり、声を立てたり……」
「は……ですので、特殊な訓練を積み……」
「訓練ねえ! だが、資質のない人間を育てるのは無駄だと思うがね? 時間もカネも……限られているからこそ貴重なのだよ」
「お言葉ですが、安原に資質があるという事は、体力テストや適性検査のデータでも……」
「そんな資質の事を言っておるのではないのだよ!」
「では……?」