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真夜中の贈り物
第7章 その蜜は秘密の蜜
「濡らしたり、声を出したりしないかという耐性の事だよ、大事なのは! 透明人間としての資質だよ!」

「それは……」

「裸になる度にこんな事では使い物にならないではないか」

「安原は大丈夫です、立派に任務を全うできると信じております」

 司令が庇ってくれてる……。

 変な雲行きだけど、なんだか嬉しい。

「信じているというだけでは予算はつけられないねえ」

「ではどうせよと……」

「証明してみせたまえ」

 そのひと言で、司令は弾かれたように、私の前に腰を下ろした。

「安原……耐えろよ。声を出さずに凌ぎきってみせろ」

 凌ぐって何を……?

 と、思った瞬間。

 司令の指が、ぬめる私のアソコにするりと入って来た。
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