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真夜中の贈り物
第9章 クレヴァスガーデンの淫らな花壇 後編
「ああっ! 嫌ぁっ!」

「ンンッ! 変な所触らないで!」

「放しなさいっ!」

「やめてっ……アアンッ!」

「ひゃあうっ……ローブの下に手を入れないで!」

「駄目っ……そこは……っ」

「ひゃああんっ……あっ……アアッ! んふぅっ!」

「舐めないでっ! ああっ……はぁんっ!」

 七人となったエヌフィーヌが口々に悲鳴を上げる。
 ジャガマルによる卑猥な攻撃が始まっていた。

 身を接した戦いとなってしまえば、膂力が物をいう。
 まして、忍者、巧みな体捌きでエヌフィーヌが叶うはずもない。更にはカエル亜人の持つ動物的な力の強さ。

「ゲロホホホホッ! お主、こりゃあ……たまげた乳じゃが! 拙者のアゴ袋すら、それほどには膨らまぬじゃがっ!」

「おっ……お黙りなさい……下賤者!」

 全てのエヌフィーヌが怒りに声を揃え、しがみつくジャガマルを引きはがそうとする。

「は……な……れ、な……さいっ!」
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