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真夜中の贈り物
第9章 クレヴァスガーデンの淫らな花壇 後編
その中から現れたのは大きな鉢に植えられた二体の女体であった。
「ん……ふ……キオ……しゅご……もっと……もっとキス……ねぶってぇ……」
「アッ……エヌッ……ひゃ……んひゃうううっ……そんなにくっついたら……アッ……感じ……感じちゃうっ……アアンッ! アンッ! アアンッ!」
土の中に突き立てられたキオの褐色の脚。そしてその腰に絡み付くエヌフィーヌの白い下肢。
股間の部分を媚薬にまみれた花手裏剣で繋がれて、二人の女は互いの肌を擦りつけ合い、求め合っては悶えていた。
「これは……」
棟梁が目を見張る。
「天高き山の地中に眠る秘境の産、〝淫花クレヴァス二人咲き″と呼ばれる奇草でごじゃがます……」
「……ただ単に女が二人、鉢に植えてあるだけに見えるぞ」
「さすがご慧眼……お屋方様の目は誤魔化せませぬじゃが」
「ハハッ……上手を言うようになったな。りんでぇんでは世辞も憶えて来おったか」
「これはしたり、ゲロハハハハハ……」
「ハハハハハハハハ……」
忍者屋敷には二人のケロケロと笑う声と、二草の喘ぎがいつまでも響き渡っていたという。
《クレヴァスガーデンの淫らな花壇 後編 了》
「ん……ふ……キオ……しゅご……もっと……もっとキス……ねぶってぇ……」
「アッ……エヌッ……ひゃ……んひゃうううっ……そんなにくっついたら……アッ……感じ……感じちゃうっ……アアンッ! アンッ! アアンッ!」
土の中に突き立てられたキオの褐色の脚。そしてその腰に絡み付くエヌフィーヌの白い下肢。
股間の部分を媚薬にまみれた花手裏剣で繋がれて、二人の女は互いの肌を擦りつけ合い、求め合っては悶えていた。
「これは……」
棟梁が目を見張る。
「天高き山の地中に眠る秘境の産、〝淫花クレヴァス二人咲き″と呼ばれる奇草でごじゃがます……」
「……ただ単に女が二人、鉢に植えてあるだけに見えるぞ」
「さすがご慧眼……お屋方様の目は誤魔化せませぬじゃが」
「ハハッ……上手を言うようになったな。りんでぇんでは世辞も憶えて来おったか」
「これはしたり、ゲロハハハハハ……」
「ハハハハハハハハ……」
忍者屋敷には二人のケロケロと笑う声と、二草の喘ぎがいつまでも響き渡っていたという。
《クレヴァスガーデンの淫らな花壇 後編 了》