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真夜中の贈り物
第15章 薔薇のひとつ
むき出しとなった白い肌を朱に染めるのは屈辱の思いか、それとも、身の内に生まれた肉の火照りのせいなのか。ノヴァリスの吐息が温度を上げる。
ずちゅっ……ちゅぶっ……ちゅぷぷっ!
アサージが無防備となった乳首を吸い始めた。
ピンク色をした美しいその先端が、あさましい唾にまみれていっそう鮮やかな色となる。
「そら、硬くなってきたぜ……勃たせてやるからな……ククッ! いつもいつも偉そうに命令しやがって。ハハッ! それがどうだ、このザマよ、ちょっと舐められただけで乳の先を尖らせて悦ぶ淫乱なんじゃねえか!」
「わ、私は淫乱なんかでは……くひゃあっ! んっ……あはあっ!」
鋭敏さを増したその肉の蕾を、ザラつく舌の表面でベロリと舐め上げられ、思わず上げてしまった嬌声。アサージがニヤリとする。
「淫乱じゃねえか……ええ? エロい声出しやがって。ん? 本当はずっとこうして欲しかったんじゃねえのか? フヒヒッ……遠慮なんかせずに命令すれば、みんな喜んで舐めてくれただろうによ!」
「ばっ……馬鹿な……ことを……ンッ! ふああっ……ああっ、は、歯を立て……るなあ……あっ、ああんっ!」