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真夜中の贈り物
第1章 真夜中の秘密訓練
「だめ? 何がダメなんだい……続けるのがかね?」
「いえ……ダメじゃない……です……つづけ……ます。気持ち良すぎて……だめ……」
甘い吐息で途切れる言葉を、ようよう言い終える。
私……私……このままじゃ……。
滾る火照りを持て余し、私は身を震わせる。
どうにかスーツを足から抜くと、よろめくようにしてご主人様に手渡す。
これでもう、私を覆うものは何もない。
人が……人がもし来たら。
潜水都市の朝は早い。
定められた就寝時刻である今この時間なら……こんな所までやって来る人はいないはず。
そうはわかっていても、ああ、ああ!
研究室以外の場所でこんな……
外でなんて!
羞恥心がこんなに気持ちの良いものだなんて!
それとも、私がおかしいの?
わからない、わからないよ!
私……おかしくなんか、ないよね?
そうであって欲しい。
でも、もうそんなことすら気に留めていられないほど、興奮が私の思考能力を奪っていく。
「いえ……ダメじゃない……です……つづけ……ます。気持ち良すぎて……だめ……」
甘い吐息で途切れる言葉を、ようよう言い終える。
私……私……このままじゃ……。
滾る火照りを持て余し、私は身を震わせる。
どうにかスーツを足から抜くと、よろめくようにしてご主人様に手渡す。
これでもう、私を覆うものは何もない。
人が……人がもし来たら。
潜水都市の朝は早い。
定められた就寝時刻である今この時間なら……こんな所までやって来る人はいないはず。
そうはわかっていても、ああ、ああ!
研究室以外の場所でこんな……
外でなんて!
羞恥心がこんなに気持ちの良いものだなんて!
それとも、私がおかしいの?
わからない、わからないよ!
私……おかしくなんか、ないよね?
そうであって欲しい。
でも、もうそんなことすら気に留めていられないほど、興奮が私の思考能力を奪っていく。