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真夜中の贈り物
第4章 宰相と姫君の契り
 覚醒された牝奴隷としての本能。

 悦びと快感に身を委ねたティアは、突き込まれる主の躾け肉に全身全霊を込めて舌を這わせる。

 懸命になって唇をすぼめ、根元から吸い尽くすように激しく愛す。

 愛し、愛され、したたり落ちる蜜液が、ダラダラとティアの顎まで裸身を伝い落ちる頃……。

「出すぞっ! ティア……ッ! 飲むのじゃ、一滴残らず……儂の濃いのをっ!」

「あぶうっ……ふひゅ……おひう……ぶうっ!」

(かしこまりました、ご主人様っ!)

 大きく引いたシヂの腰が、揺り戻ってぐっさりとティアの喉に突き刺さり――そして、熱濁の虐爆が牝姫の咽喉に炸裂した。

 ばちゅうっ! じゅばっ……ぶばばばばああああああああああああっ!

 同時に全開となった淫裂への悪逆のひと噛み。
 これが、逆さになった身体の上から下……股間にち落ちた稲妻となって、ティアの脳天を貫く。

「ああっ! あっく……くぅひぃあぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁあああっ! イクッ……アーッ! イクッ! あああ、イク、イクイクッ! んひいぃぃぃぃぃぃぃいぃぃぃっ!」

(イッ……く……)

 真っ白な光に呑み込まれ、ティアの意識は途切れた。
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