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第2章 ようこそ、変態さん。

部屋を選び、チラッと
私の方を見て

エレベーターへと向かう。

私もその後を追う。


卓弥くんがどんな部屋を
選んだのか気になるけど

あまり気にしてもいけない。


全てはお客さま優先で
お客さま本意で事を進める。

私たちの仕事は
そう言うもの。


あくまで私はそう
認識してる。

私たちがでしゃばって
良い事なんてひとつもない。


私たちが唯一、
でしゃばれるのなんて…

もう少し、意志が強くて
性格も強かったら…


なんて、今更もう
遅いんだよなぁ…