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場所も時間も関係ない!
第2章 ようこそ、変態さん。

寺を後にした私達が
次に向かう場所は
卓弥くんが予約していた
ラブホテル。
意外と近場に
ラブホがある事に
驚きはしたが、
これが都会なのか。
と、無理に納得してみた。
先に卓弥くんが入り
私はその後に続く。
自動ドアをくぐると、
広く、清潔感のある
エントランスに
壁際には大きなパネルがある。
受付はなく、
表示されたパネルから
空室の一部屋を
選ぶ仕組みの様だ。
部屋の料金も前もって
決められている様で
上の階に行くにつれ
金額も高くなる。
卓弥くんは躊躇する事なく
ある一室を選んだ。

