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第1章 初めまして、変態さん【完】

いつもの様に、
同じ時間に同じ車両。

学校に通う為に使う電車

改札口を通る時とか
駅のホームで待ってる間とか

毎日、通ってたら
不思議と周りの人達が

知らない人なのに、
知らない人とは思えない

錯覚に陥る時がある。


今日も周りを見渡して、
同じ車両に乗る人は

やっぱり変わらない顔が多い。


だけど、一人だけ
いや、一人だけじゃないか。

私の知らないところで
いつもと違う目をした人が居たんだ。