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場所も時間も関係ない!
第1章 初めまして、変態さん【完】

満員電車は窮屈だ。
いくら、世の中には
女性専用車両があると言っても
数は知れてるし、
化粧品くさくて嫌い。
それに、結局、
そこも満員なわけだし。
痴漢対策で乗り込む女性で
溢れちゃうから、
普通の車両より多い時もある。
私に限って、痴漢なんかされない。
地味で目立たない私。
可愛くも綺麗でもないし、
彼氏なんてもちろん、
出来た事もない。
そんな私は普通の車両で、
男の人と混じってても
なーんにもされない。
どこからそんな自信が来るか、なんて
所詮、みんな外見で選んでる。
だから私は痴漢もされない。
そう、想ってたんだけど。。。

