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場所も時間も関係ない!
第1章 初めまして、変態さん【完】
「ありがとうございました!」
痴漢加害者の男性の腕を
がっちり掴んだまま
駅長室へと駆け込んだ。
痴漢被害者の女子高生も
後からパタパタとやって来て
二人の事情聴取、
それから私の事を
簡単に聞かれたが、
示談と言う事で解決した。
そしたら、彼女から
お礼を言われてしまった。
「いやいや、とんでもない
そんなお礼を言われることは…」
「いえ、そんな事ありません
本当に助かりました」
彼女はまた深々と
頭を下げた。