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場所も時間も関係ない!
第1章 初めまして、変態さん【完】

やだ…っ、また
触られてる…!
お尻に伝わる体温
昨日の痴漢の人と違うけど
その前までの痴漢の人と
同じ様な気がする。
やっぱり、諦めてなんか
ないんだよね…
美弥ちゃんを痴漢した人も
この人なのかな…
謙二さんの方をチラッとみる。
今回は私が痴漢されている事に
気づいてないみたい。
どうしよう。
どうやって、痴漢被害を
報告したらいいの?
こんなに近くに居るのに、
痴漢する人も近くにいるから
謙二さんにこの事を
伝えるのも戸惑われる。
いや…っ、
それ以上、触らないで…!
指が、少しずつ
前に来てる様で、怖い。
背中に、体が密着する。
痴漢の手のひらが
お尻から太股を撫でる様にして
前の方へ滑り込んで来た。
昨日の出来事が
フラッシュバックする。
やだ、怖い…
怖い、やめて…っ!

