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俺が惚れた農家のおばさん 2
第6章 釣り
玄関からの話し声で目を覚ます
[こんな朝っぱらから誰だろう…]
話し声が止み車が出ていく音がしたので下に下りた
『俺君、おはよう〜』
いつも通りの明るい彼女
『御近所さん、お礼とお土産持ってきてくれたねん♪』

昨日の事が無かったかのようにはしゃぐ彼女を見て俺は少し安心した

朝食を食べていると
『釣りって楽しいの?』
と藪から棒に聞いてきたので少しむせる
『いきなりどうしたん?』

『彼等な夏休みを利用して色々な所にバス釣り行くゆーてたねん、そんなに面白いもんなんかなぁ』
先日の事を思いだし嫌な気分になったが
『じゃあ1度やってみる?』
『ほな今日はお休み!1週間頑張ったしドライブも兼ねていこか〜』
と彼女は準備に取り掛かる
[何だかんだで結構休んでるよな…]
そう思いつつも違う場所で楽しむのも気分転換になるからいいか…と考え俺も支度し始めた

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