この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋花火
第6章 シーサイドにて
強化合宿最終日。


朝から晩まで、食事とトイレ以外はずっとサッカーをしている部員のみんな。


少しでも支えになれたらと、マネージャーは頑張ります。


「菜月ちゃん、無理しないでね。キツかったら言ってね。」


そう声をかけてくれたのは、二年生マネージャーの茜先輩。


茜先輩は、ユリ先輩とは大違いでいつも真面目にマネージャーの仕事をこなすし、更に私たち一年生にもとても優しくしてくれる。


「はい、大丈夫です。ありがとうございます。」


私は密かに、入部当時からそんな茜先輩に憧れていた。


気配り上手で、笑顔が素敵で、一生懸命で。


私もそんな女性になりたくて。


なのでちょっとくらい仕事がキツくても、弱音なんて吐きたくない。


部員たちはずっと身体を動かしていて、もっとキツイんだから。


目の前にある大量の練習着を、グラウンド脇にある水道でジャブジャブ洗う。


ジリジリと太陽が照らす。


下を向くと自然とぽたりと地面に落ちる汗。


その汗が出なくなっていることにも気付かず夢中で洗っていたら…


あれれ、なんだか目の前が回ってる…
/347ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ