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恋花火
第47章 HEAVEN
呼吸が浅く、速くなり


そして脚がガクガクしてくる。


これは絶頂を迎える合図。


あ、イク。


そう思った瞬間に、水音と共に引き抜かれたタケルのもの。


そしてすぐさま挿入されたのは、細くて長い指。


「ダメ…!」


ダメ、と言いながらもクネクネと動く私の身体。


その度に、クチュッと音がする。


指は三本まで増やされ、私の膣をかきまぜた。


もうイッてしまいそう。


だけどタケルとひとつになりながら絶頂を迎えたい


私たちは今まで、幾度もSEXをしてきた。


だから、タケルのものでイクSEXがどれだけ気持ちいいかを知っている。


私は渾身の力で押し倒し、形勢逆転タケルの上に乗った。


そして私は


タケルのものにピタリと覆いかぶさっているゴムを、ひとおもいに剥ぎ取った。


「え!?」


いきなりの事に驚いているタケルに覆いかぶさり


避妊具も何もついていないタケルのもの目掛け


私は腰を沈めた。


初めて、私たちを隔てるものが何もない状態でひとつになった。


その喜びと気持ちよさと言ったら……






私は本当にタケルとひとつになりたかった。


薄い膜越しなんて嫌。


タケルの温度を、直で感じたかった。


私はかつてないほど、雌になってしまった。


そんな私を誰にも止める事は出来ない。


タケルが欲しい


私だけを見て欲しい


ずっと一緒にいたい


口に出来ない想いは、消化されず蓄積されるばかり、


私はタケルに跨り、無我夢中で激しく腰を動かした。


「ちょっ…、ヤバイって」


ヤバイのはわかってる。


もうめちゃくちゃにしたいくらい、タケルを想ってるの。


わかってよ


はぁっとタケルは大きく息を吐き


ものすごい力で私を引き離した。


その瞬間、ビュッと私の太ももに


白くて熱い液体が飛んだ。




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