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恋花火
第47章 HEAVEN
はぁはぁと肩で息をしながら、呆然としているタケルにキスをする。


私本当にどうしちゃったの?


タケルを求めてやまない。


愛しい人。


どうしたらずっと一緒にいられるのかな……


大人になったら


何にも縛られず、好きに生きられるのだろうか


その時私たちは隣にいるの?


それとも……?






「……どうしたんだよ。こんな事して。」


妊娠したらどうするつもり?


タケルは私を睨んだ。


……妊娠したら


産むに決まってる。


タケルとの赤ちゃんなら、むしろ欲しい。


両親からもらえなかった愛情


ずっと求めていたもの


それらをすべて、愛の結晶に注げたのならば。






「タケル……」


好きだよ


やっぱり愛の言葉は口に出来そうもない。


名前を口にすると


胸がいっぱいになる。


何も言えなくなった私に


タケルはたくさんのキスを落とした。


脇の下から、脚の指、誰にも舐められたことないっていう場所まで丁寧に。



「あぁっ」


甲高い声が出る。


避妊具を被せられたタケルのものが、もう一度私の中に入ってくる。


「菜月」


ひとつになりながら、タケルは何度も私の名を呼んだ。


私もまた、タケルの名を何度も口にする。


……不思議だね


"好き"も"愛してる"も


お互いの口から出ていないのに


名前を呼び合うと、まるで愛の言葉を囁いている気分になる。


タケルが奥を突くたびに、私の穴からは蜜が滴って行く。


お尻の穴までびしょ濡れだ。


私はタケルの背中に手を回し


強く、強く抱きついた。


耳元には、だんだんと呼吸が苦しそうになるタケルの息遣いが聞こえる。


……一緒にイこう。


ラストスパートをかけるように、タケルの腰は強くなる。


「……イクっ!」


私とタケルは、同じタイミングで絶頂を迎えた____




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