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恋花火
第50章 私の宝物
「陸先輩に幸あれ…!」
陸先輩が立ち去った後、その背中を見送っていたら聞こえてきた声。
振り返ると、レンと美波が立っていた。
「見てたの!?さいってー!」
私を見てクスクス笑う二人。
「……陸先輩の言う通りだよ。タケルの事を連れ戻そう。」
レンは呟いて、スパイクを見つめていた。
「電話してみようよ。」
美波の提案で、タケルに電話をすることに。
「電話したって出ないなら意味ないじゃん。」
「だからー、留守電に入れとこ。菜月、思ってること全部言っちゃいなよ。」
美波はニヤニヤしながら私を見ていた。
……そうだね
この際だから、思ってること全部言っちゃおう。
レンがタケルに電話をかけた。
そして留守電に切り替わり
私はタケルに向けたメッセージを言葉にした。
陸先輩が立ち去った後、その背中を見送っていたら聞こえてきた声。
振り返ると、レンと美波が立っていた。
「見てたの!?さいってー!」
私を見てクスクス笑う二人。
「……陸先輩の言う通りだよ。タケルの事を連れ戻そう。」
レンは呟いて、スパイクを見つめていた。
「電話してみようよ。」
美波の提案で、タケルに電話をすることに。
「電話したって出ないなら意味ないじゃん。」
「だからー、留守電に入れとこ。菜月、思ってること全部言っちゃいなよ。」
美波はニヤニヤしながら私を見ていた。
……そうだね
この際だから、思ってること全部言っちゃおう。
レンがタケルに電話をかけた。
そして留守電に切り替わり
私はタケルに向けたメッセージを言葉にした。