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恋花火
第7章 不機嫌なGIRL
私の中で、タケルのアレが萎んで行くのがわかった。
「いきなりごめんなさい。でも…私もう、どうしようも出来なくて」
自分を抑えられないの
電話の向こうから、確かにそう聞こえた。
…茜先輩の声で…
タケルは、無理とか、行けないとか言っていたけれど、最後は「わかりました。」と言って電話を終えた。
「…行くの?」
私の問いかけに、タケルは頷いた。
…ちょっと待って。
どうして茜先輩が?
ユリ先輩ならまだわかる。タケルに好意を持っているのは、サッカー部の皆も承知しているから。
けれど茜先輩は…確か、二年生の新キャプテンと付き合っていたはずなのに。
「え、帰んの?」
タケルから離れて、下着を身につける私にタケルは問いかける。
「帰る」
だってタケルは茜先輩に会いに行くんでしょう?
「帰んなよ」
「えっ、」
手を引かれて、そのまま押し倒される。
「んっ…、タケル…?」
さっきの続きだ、とでも言うようにタケルは再び私の身体に口付ける。
身につけた下着は、いとも簡単に剥ぎ取られた。
私はタケルの指と舌により、容易く蜜を溢れさせる。
「あぁっ…」
もう一度ひとつになれば、すぐに込み上げてくる絶頂感。
私の上で動くタケルを見上げ
どこにも行かないでと、強く願ってしまう。
…タケルは私の物ではないのに…。
タケルはいつも女の子を部屋に連れ込んでいる。
この部屋で、このベッドで
私を抱くように他の女の子を抱いているのだろう。
私は、今にもこぼれ落ちそうな涙を飲み込み
誤魔化すようにタケルに強く抱きついた。
もっともっと側にいるにはどうしたらいい?
特別な一人になるには、どうしたら…
「…中に出して」
タケルは今まで、たったの一度も避妊を怠ったことはない。
そんなタケルに対して、私はそんなお願いをした。
「いきなりごめんなさい。でも…私もう、どうしようも出来なくて」
自分を抑えられないの
電話の向こうから、確かにそう聞こえた。
…茜先輩の声で…
タケルは、無理とか、行けないとか言っていたけれど、最後は「わかりました。」と言って電話を終えた。
「…行くの?」
私の問いかけに、タケルは頷いた。
…ちょっと待って。
どうして茜先輩が?
ユリ先輩ならまだわかる。タケルに好意を持っているのは、サッカー部の皆も承知しているから。
けれど茜先輩は…確か、二年生の新キャプテンと付き合っていたはずなのに。
「え、帰んの?」
タケルから離れて、下着を身につける私にタケルは問いかける。
「帰る」
だってタケルは茜先輩に会いに行くんでしょう?
「帰んなよ」
「えっ、」
手を引かれて、そのまま押し倒される。
「んっ…、タケル…?」
さっきの続きだ、とでも言うようにタケルは再び私の身体に口付ける。
身につけた下着は、いとも簡単に剥ぎ取られた。
私はタケルの指と舌により、容易く蜜を溢れさせる。
「あぁっ…」
もう一度ひとつになれば、すぐに込み上げてくる絶頂感。
私の上で動くタケルを見上げ
どこにも行かないでと、強く願ってしまう。
…タケルは私の物ではないのに…。
タケルはいつも女の子を部屋に連れ込んでいる。
この部屋で、このベッドで
私を抱くように他の女の子を抱いているのだろう。
私は、今にもこぼれ落ちそうな涙を飲み込み
誤魔化すようにタケルに強く抱きついた。
もっともっと側にいるにはどうしたらいい?
特別な一人になるには、どうしたら…
「…中に出して」
タケルは今まで、たったの一度も避妊を怠ったことはない。
そんなタケルに対して、私はそんなお願いをした。