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恋花火
第15章 虹色の放課後
みんなでお勉強…もしかして、私と茜先輩とタケル&陸先輩だったり…!?


魔のトライアングルならぬ


魔の……四人の場合なんて言うんだろう?


正直なところ、まだタケルと茜先輩のイチャイチャしてる場面を見たくないという気持ちもある。


だけど私には陸先輩という大切な人がいるのに、こんな事で悩んでる自分がとんでもなく嫌だ。


ない頭をしぼって考えている間に、放課後。


どうしようどうしようと悩んでいたって先に進めないよ。


成るように成る!!成さねばならぬ何事も!!


そう思い、茜先輩の待つ図書館のドアを開けた。





「おっせーよバカ。」


わお!待ち構えていたのは予想通りタケル。


と、その後ろには……


「お前来ないとタケル機嫌悪くってさ〜」


茶化すレンもいた。となると、当然美波もいるわけで。


「みんなってサッカー部みんなってことですか!?」

「そうだよ〜」


茜先輩は、サッカー部みんなに声をかけたのだろう。


ご丁寧にユリ先輩までいらっしゃる。


あの日以来


ユリ先輩が私に茜先輩の悪口を言い出したあの日から、


茜先輩はサッカー部内でちょっとだけ意地悪をされている。


……と言ってもユリ先輩が、茜先輩を無視している感じ。


今日のこの勉強会は、そんなわだかまりを緩和したくて開いたのかな?なんて思った。


試験が終われば大きな大会も控えているので、私としてもサッカー部はひとつにまとまって欲しいと思う。


陸先輩が、新キャプテンとなってはじめて臨む大会だから、余計にそう思う。


「ねぇみんなあっちの机でやろー♪ほらぁ菜月ちゃんもこっち来て!」


ユリ先輩は、わざわざ端っこに移動。茜先輩を一人にしようって作戦。


だがしかし!!


そんな作戦にのる私じゃございません!!


「わかりました!…茜先輩も、行きましょう?私に勉強教えてください!」


ちゃんとお話ししてユリ先輩の誤解も解けば、きっとまた、仲良くなれるはずだから。





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