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誰のもの⁉︎
第21章 決心
目が覚めた。
まだ、4時だった。
ゆっくり 直志くんを起こさないように ベッドを出て 身支度を整えた。

「ありがとう。ごめんなさい。」

と、直志くんの頬にキスをした。
直志くんの前から 居なくなる決心をしていた。

直志くんの部屋を出て 駅に向かう。
少し 時間を潰せば電車が動き出すだろう。
そう、思いながら 歩いていた。

なぜだか、心も身体も軽かった。

ぐぅ〜〜。

久しぶりに空腹を感じた。

駅前にコンビニが見える。
サンドイッチとコーヒーを買って食べた。

駅の時刻表に目をやり、どこに行こうか考えていた。
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