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誰のもの⁉︎
第23章 報告

「直志くん?」
歩と優ちゃんが ニヤついて顔を見る。
「なんだって?」
「どうせ、迎えにくる! でしょ」
顔が熱くなった。
「図星!未唯ちゃん 顔赤い」
「ハイハイ。優 そろそろ直志くんに 返しますか。」
じゃあね と2人と店の前で別れた。
(メールしなくちゃ。)
携帯を取り出し
《今、2人と別れたよ。家に 帰ります。》
すぐに 返信が来た。
《そこまで 迎えに行くから 、すぐ行くから 待ってて。》
「み…い?」
振り返ると 浩隆さんが立っていた。
「ひ…浩隆さん……。」
そうだった… ここは元会社の近くで 会っても不思議じゃない…。
そんな事を考えていた。
「久しぶり。元気だった?」
俯いたまま 頷いた。
「この間はゴメン。話がしたかったんだけど…。」
頭をさげてから、照れたように微笑んだ。
「あの時の人と付き合ってるの?幸せ?」
首を横に振って、
「あの人は 友達。でも、今 付き合ってる人は…いる。」
「そうか。よかった……幸せになれよ。」
「うん。浩隆さんも 幸せになってね。」
「ありがとう。お前に会ってよかった。俺は幸せだった。」
「ありがとう。」
手を挙げて 会社の方へ歩いて行った。
涙が 流れた。
歩と優ちゃんが ニヤついて顔を見る。
「なんだって?」
「どうせ、迎えにくる! でしょ」
顔が熱くなった。
「図星!未唯ちゃん 顔赤い」
「ハイハイ。優 そろそろ直志くんに 返しますか。」
じゃあね と2人と店の前で別れた。
(メールしなくちゃ。)
携帯を取り出し
《今、2人と別れたよ。家に 帰ります。》
すぐに 返信が来た。
《そこまで 迎えに行くから 、すぐ行くから 待ってて。》
「み…い?」
振り返ると 浩隆さんが立っていた。
「ひ…浩隆さん……。」
そうだった… ここは元会社の近くで 会っても不思議じゃない…。
そんな事を考えていた。
「久しぶり。元気だった?」
俯いたまま 頷いた。
「この間はゴメン。話がしたかったんだけど…。」
頭をさげてから、照れたように微笑んだ。
「あの時の人と付き合ってるの?幸せ?」
首を横に振って、
「あの人は 友達。でも、今 付き合ってる人は…いる。」
「そうか。よかった……幸せになれよ。」
「うん。浩隆さんも 幸せになってね。」
「ありがとう。お前に会ってよかった。俺は幸せだった。」
「ありがとう。」
手を挙げて 会社の方へ歩いて行った。
涙が 流れた。

