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Complex
第4章 新天地
助手席に圭太を乗せ、ドアを閉めようとすると圭太が腕を掴んだ。
「どこ行くの?」
「どこって、とりあえず圭太の家まで送るよ」
圭太は眠そうな目をしながらも友香の腕を離さない。
友香も少し力を入れればその手をふりほどくことはできるのに、なぜだかそれが出来ない。
「少し、話しよう」
圭太のいつもとは違う声音に友香は結局パーキングの料金を精算せず、とりあえず運転席に乗った。
「大丈夫?けっこう飲んだ?」
「飲んだよ。友香が全然来ないから」
その言葉に、少しの不安を覚えたのも束の間だった。
「ちょっ、けい、た…」
どこにそんな元気が残っていたのか、圭太は強引に友香の上に覆いかぶさると、左手でレバーを探し、運転席のシートを勢いよく倒す。
「圭太?」
見下ろす圭太の瞳は充血していて。
でも、なぜだか泣きそうなほどに潤んでいる。
そんなことを考えているうちに、知らず知らずに唇を奪われる。
ハンドルと友香の間に器用に滑り込んだ圭太は、唇を重ねながら空いた手で友香の胸を強引に揉みしだいた。
「やだっ、やめてっ」
必死に抵抗しようともがいても、圭太の重みはこの狭い空間では勝てるはずもなく、もがけばもがくほどに圭太はその動きをさらに激しくする。
「やだぁーっ」
必死に叫ぶ友香の口を自らのそれで塞ぐと、圭太は友香の下半身に手を伸ばした。
「どこ行くの?」
「どこって、とりあえず圭太の家まで送るよ」
圭太は眠そうな目をしながらも友香の腕を離さない。
友香も少し力を入れればその手をふりほどくことはできるのに、なぜだかそれが出来ない。
「少し、話しよう」
圭太のいつもとは違う声音に友香は結局パーキングの料金を精算せず、とりあえず運転席に乗った。
「大丈夫?けっこう飲んだ?」
「飲んだよ。友香が全然来ないから」
その言葉に、少しの不安を覚えたのも束の間だった。
「ちょっ、けい、た…」
どこにそんな元気が残っていたのか、圭太は強引に友香の上に覆いかぶさると、左手でレバーを探し、運転席のシートを勢いよく倒す。
「圭太?」
見下ろす圭太の瞳は充血していて。
でも、なぜだか泣きそうなほどに潤んでいる。
そんなことを考えているうちに、知らず知らずに唇を奪われる。
ハンドルと友香の間に器用に滑り込んだ圭太は、唇を重ねながら空いた手で友香の胸を強引に揉みしだいた。
「やだっ、やめてっ」
必死に抵抗しようともがいても、圭太の重みはこの狭い空間では勝てるはずもなく、もがけばもがくほどに圭太はその動きをさらに激しくする。
「やだぁーっ」
必死に叫ぶ友香の口を自らのそれで塞ぐと、圭太は友香の下半身に手を伸ばした。