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けいやく
第3章 流されて。
後は 流されるがまま、
冷たい指の感触。
熱い 舌の感触。
躰を 這いずる。
心は 置き去りのまま、
心に 伴い 躰の 感覚も 途切れる。
茫然自失。
感じない。
されるがまま、
貴方は 今どこで 誰と。。。
そんな 私の 感情には お構いなしに、滝野は 躰を 弄ぶ。
突然、下腹部に 衝撃を伴い 現実に 惹き戻される。
一気に 結合部に 熱が 集結する 。
心は 冷めたまま 、
躰の 核から 熱が 漏れ始める。
奥に奥にと 自分ではない 別の 物質の 熱を 補充するかのように、私の 躰は 熱を 放出させ始める。