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けいやく
第3章 流されて。
核で 爆ぜる 自分のモノではない 熱。
その 異質の 熱を 核の中で 感じる。
与えられる 熱、
受けとめて 躰が 満たされる。
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どれぐらい 時間が たったのだろう。
『今、何時ですか』
「目覚めましたか
もう直ぐ 日付が 変わりますが」
滝野は 身支度を 整えて、ソファーで 洋酒を 嗜んでいる。
『帰ります』
「今日 川瀬は 取引先と 会食でしたね
この時間だと まだ 大丈夫ですよ
もう少し ゆっくりしていけます」
『いえ、』
それだけ 言い 着ていた衣類を持ち、バスルームに 行く。