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けいやく
第3章 流されて。

バスルームから 出る。


「タクシーを 手配しましたので それに乗って お帰り下さい
後日、また連絡いたします」


また と言う言葉が 引っかかるが、貴方が 帰る前に 帰り着きたいので 、


『では お先に ご機嫌よう』


部屋を 後にした。

ホテルの ロビーで 車に 乗り 家路に着く。

家の中には 灯が ともっていなかった。

鍵を 開け 入る、

人気のない 家、
電気を 付ける。

なぜだか
急に 虚しくなる。

躰は 人肌で 満たされても
心は 凍えた ままだった。


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