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けいやく
第5章 覚醒。
『それは。。。』
『私の 口から これ以上の事は 言いませんが
ところで 滝野と 寝てどうでした』
そう私に 聞いてきた。 彼女の 瞳は 最初に見た、挑戦的な 光を宿していた。
『さ、幸さんの方こそ 主人とは どうなって いるのですか』
私も 負けじと 強い視線で 問いかける。
幸さんは 私の視線を 受け止め 先程とは 売って代わり、穏やかな 瞳の色に戻っていた。
『私は 滝野を 愛しています
滝野の 望む事は 出来る事は 受け止めてます
川瀬さんは 好きですが 愛しては いないわ』
そう言い 少し冷めた お茶を 啜った。