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初音さんの二十日間
第11章 オン・ザ・ベッド
「引かない。むしろ好き!」
髪をすいてくれる手をとって唇を近付けると、人差し指をそっと含む。
「や…初音さん、煽んないで」
ふるふるっと震えたカラダを感じるから、その指をガブッと噛んでやった。
「いってえ!」
「ふははっ、油断するでない!」
「なんなの、もう」
「自らお預け宣言したんだからな! ゴールまで誘惑に負けるでないぞ!」
「もお! そーゆう変なテンションの初音さん、好きすぎる!」
うおー! と飛びかかってきて髪をグシャグシャにするので、お返しに両耳を引っ張ってやった。
「大好きだー! コノヤロー!」
こうして私たちは想いを交わしあい、年の差10才のバカップルが誕生したのである。
髪をすいてくれる手をとって唇を近付けると、人差し指をそっと含む。
「や…初音さん、煽んないで」
ふるふるっと震えたカラダを感じるから、その指をガブッと噛んでやった。
「いってえ!」
「ふははっ、油断するでない!」
「なんなの、もう」
「自らお預け宣言したんだからな! ゴールまで誘惑に負けるでないぞ!」
「もお! そーゆう変なテンションの初音さん、好きすぎる!」
うおー! と飛びかかってきて髪をグシャグシャにするので、お返しに両耳を引っ張ってやった。
「大好きだー! コノヤロー!」
こうして私たちは想いを交わしあい、年の差10才のバカップルが誕生したのである。