この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
初音さんの二十日間
第13章 初音さんの二十日目
「…寝てる」

細長いカラダを折って、ソファーですやすや眠る顔を見たらなんだかもう…チカラが抜けてしまったよ。

ああ、そうだね。疲れていたよね。
そんな素振りは見せなかったけど、さすがのキミだって当日になれば緊張したよね。

ずり落ちそうなメガネをそっとはずしたら、パチリと目が開いた。

「やべ! 寝ちゃってた!」

「お疲れ。どうだっ…」

言い終わる前に引き寄せられて塞がれた言葉は、しばらくの睦みあいが終わるまでちょっと保留。

会いたかったよぅ。心配だったんだから。

ようやく緩んだ腕からすり抜けて、形のいい鼻をつまんでやった。

「発情期か」

「ふふっ」

ソファーから半身を起こして大きくのびをしたあと

「ふわあー、腹へったぁ」

そんな様子に安心して、私はポンと手を叩き

「さぁ、メシにすっぞ」

とキッチンへデパ地下の戦利品を運んだ。



/172ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ