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初音さんの二十日間
第15章 【おまけ】柊二くんの初体験
「や…ん」

初めて生で見る女性の裸体ってやつに、カラダ中の熱が俺の中心に集まる。

すべてを剥ぎ取られた初音さんはまるで白く滑らかな陶器のようで、腰から脇の艶かしい曲線に添って手を滑らせてみた。

「…あ」

手のひらを遮る膨らみは暖かくて柔らかくて、陶器なんかじゃなく血の通った人間なんだって感じさせてくれる。

つうか、感じすぎちゃうでしょ、この柔らかさ!

ふにふにふわふわしたこんな部分、男のカラダにはどこにもないし。すげぇ気持ちいいんだけど。

ふるふるとその柔らかさを堪能したあと、逆に固くとがった尖端に触れたら

「は…あぁ」

ビクンと震えてキュッと眉根を寄せる。

普段の初音さんはセクシー系じゃない。
表参道カットから覗く大きな瞳に小さめの鼻とよく笑う口許。
どう見たって可愛い系だってのに、俺の手のひらを受け止めるその表情はすごく色っぽくて、俺の先っぽから欲情が滲み出してしまう。

「好き…」

先端をくるくると弄りながら唇を合わせると、猛ったモノが初音さんに触れて、今度は俺がビクンとしてしまった。


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