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初音さんの二十日間
第15章 【おまけ】柊二くんの初体験
侵入を拒むようにさえ感じる弾力に、恐る恐る、でも突き進みたい衝動に駆られて、根本まで押し込んだ。

「…っふぅうう」

知らずに止めていた息を吐き出したけど、締め付けてくる快感にまた息が止まりそうだよ。

「入った…ね」

潤んだ瞳の初音さんが可愛くて可愛くてたまんねぇ。
ふんわりピンクに染まった頬は子供のようで、なのに上下する胸元はふるふるとたおやかに、俺を包む秘密の場所は熱く熟れていて。

この人のカラダの中に俺がいるんだ…って思ったら、なんだか涙が出そうだった。

このままずっと、もっと奥まで、中心だけじゃなくカラダごと頭まで入っていきたい。初音さんに包まれて、この気持ちよさを全身で感じていたい。

いやいやいや、胎内回帰願望に浸っている場合ではなかった。

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