この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
奥様は淫乱女装ビッチショタ!
第2章 土曜日は猫可愛がり!
昨晩の色気のかけらもない真ん丸おにぎりがすこぶる可愛かったので、今夜は鶯の好物ばかり並べて猫可愛がるつもりだった。同じ大型商業複合施設の隣にスーパーがあるので、あれこれと買い込む。
外向けの鶯は<僕>、鷹斗は<お兄ちゃん(実際のところ、叔父さん、より説得力がある場合が多かった)>だから、周囲は普通に買い物に来た歳の離れた兄弟と思ってくれる。ちょっとくらい甘えても、手をつないでいてもおかしくない。鶯が男の子だからいいのだ。女の子だったら、場合によっては職質されかねない。
来たついでに鶯の好きそうな女の子の服を見てもいいな、と思いながらいったん駐車場に買い物袋を置きに行こうとしたところに、その鶯が嬉しそうに飛んできた。
「ねこちゃんいた、見に行ってもいい?」
Uターンしていった先はペットショップ併設のホームセンター。鶯との生活に、たくさんの犬も欲しい、というのが鷹斗のささやかな夢だ。まあ、あの通りあちらは猫派なのだが。
後から入った広すぎるホームセンターを、ペットショップはどちらかと探すものの、初めて入る店とは不思議なもので、まるきり真逆の方向に出た。ずらりと並んだ棚は行っても行ってもまだ工具、この先に華やいだ気配はまるでない。引き返そうとして、ふと水道蛇口などというコーナーで目を止めた。別にスタイリッシュな蛇口に興味を持ったのではない。配管部品の棚一面に並んだ、大小様々なパッキンとOリング。いや、とにかく、シリコンゴムの指先サイズの輪っかだ。
少し考えた後、おもむろに手に取り戻しを繰り返し、真剣に検討し始める。目の前に実物がないので想像でサイズを決めるしかないが、精密でなくても別に困らないだろう。10分かかって直径2センチと5ミリを選んだ。1パックに4個入りなので予備もある。
次は手芸用品コーナーに移動して、鈴を2つ。ここはやはりピンクにしよう。うるさすぎない1センチくらいのもの。ついでに思い付いて、幅3センチくらいの真っ赤なリボン。全部でワンコインちょっと。これでうまくできればしばらく遊べる。
レジからすぐにペットショップ入り口があり、昼寝中の仔猫の前に貼り付いてうっとりしている姿を難なく見つけた。
「あはぁん…ねこちゃん可愛いねぇ~♥こんな子産みたいなぁぁ♥」
「つくづく俺と方向全然違うんだな…おまえは…」
外向けの鶯は<僕>、鷹斗は<お兄ちゃん(実際のところ、叔父さん、より説得力がある場合が多かった)>だから、周囲は普通に買い物に来た歳の離れた兄弟と思ってくれる。ちょっとくらい甘えても、手をつないでいてもおかしくない。鶯が男の子だからいいのだ。女の子だったら、場合によっては職質されかねない。
来たついでに鶯の好きそうな女の子の服を見てもいいな、と思いながらいったん駐車場に買い物袋を置きに行こうとしたところに、その鶯が嬉しそうに飛んできた。
「ねこちゃんいた、見に行ってもいい?」
Uターンしていった先はペットショップ併設のホームセンター。鶯との生活に、たくさんの犬も欲しい、というのが鷹斗のささやかな夢だ。まあ、あの通りあちらは猫派なのだが。
後から入った広すぎるホームセンターを、ペットショップはどちらかと探すものの、初めて入る店とは不思議なもので、まるきり真逆の方向に出た。ずらりと並んだ棚は行っても行ってもまだ工具、この先に華やいだ気配はまるでない。引き返そうとして、ふと水道蛇口などというコーナーで目を止めた。別にスタイリッシュな蛇口に興味を持ったのではない。配管部品の棚一面に並んだ、大小様々なパッキンとOリング。いや、とにかく、シリコンゴムの指先サイズの輪っかだ。
少し考えた後、おもむろに手に取り戻しを繰り返し、真剣に検討し始める。目の前に実物がないので想像でサイズを決めるしかないが、精密でなくても別に困らないだろう。10分かかって直径2センチと5ミリを選んだ。1パックに4個入りなので予備もある。
次は手芸用品コーナーに移動して、鈴を2つ。ここはやはりピンクにしよう。うるさすぎない1センチくらいのもの。ついでに思い付いて、幅3センチくらいの真っ赤なリボン。全部でワンコインちょっと。これでうまくできればしばらく遊べる。
レジからすぐにペットショップ入り口があり、昼寝中の仔猫の前に貼り付いてうっとりしている姿を難なく見つけた。
「あはぁん…ねこちゃん可愛いねぇ~♥こんな子産みたいなぁぁ♥」
「つくづく俺と方向全然違うんだな…おまえは…」