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桃尻娘はpeachpie🍑
第2章 イっちゃった?
「辞めて下さい。」
小声で桃子は言ったが、
手はしきりに桃子のお尻を撫でていた。

「辞めてったらっ。」
話し声くらいの大きさで桃子は少し後ろを向き言った。

しかし、手の動きは止まなかった。

お尻の割れ目にまで手は進入してきた。

「触らないでっ!辞めて下さい!」

桃子は大きな声で言うと、
手の動きは一瞬止んだ。

周りの人は、冷たい視線で桃子を一斉に見たが
暫くすると、人々はただ宙を見つめだした。

桃子を触っていた手は
桃子のお尻を再び撫で出した。

桃子は声を上げた事が恥ずかしかった。

誰も桃子を助けようとしてくれない
誰も桃子に関心はない

助けも無いし…
「何よ…自作自演みたいじゃない。。」

桃子は痴漢に遭遇しただけでもショックなのに
こんなに多くの人がいて誰も無関心な事もショックだった。

居た堪れなくなり
桃子は次の駅で無理矢理電車から降りたのだった。

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