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桃尻娘はpeachpie🍑
第9章 痴漢
桃子は荒くなった呼吸を徐々に落ちつかせ、振り返った。
が…男性の背中しか見えなかったのだった。

桃子は降車駅に着くと急いで電車から降りた。
パンツがジットリと濡れ冷たくなっていた。

改札に向かいゆっくりと歩き始めると、肩を叩かれた。

振り返ると、南條だった。

桃子は南條の顔を見、手に目をやった。

「この手…」

南條の手を取り見つめ、桃子の手を当てた。

「どうしたの?俺の手…何か…?」

「え?うんん…何でもない…」

桃子は南條の手を降ろし歩き出した。


痴漢に遭った日は、南條と会っていた。
感じる場所を知っているし、感じさせ方も分かっている…

南條が痴漢なんだ…

桃子は南條に疑念をいだいた。

「桃ちゃん?」

「え?」

「ボーッとして…昨日は彼氏と…沢山できたの?」

「え?あ…そうでもないけど…そちらこそ彼女と沢山できたの?」

「ははは、秘密だよ」

桃子は南條の彼女を思い出していた。
綺麗な大人の女性…

昨日は二人でどんなセックスをしたんだろう…
彼女は彼をどんな風に感じさせるんだろう…

「で…勉強は大丈夫?」

「ん…大丈夫だから。私急ぐから!」

桃子は不機嫌に走り出した。


私を弄んで楽しんでいるんだ…

悔しく悲しくなって、涙を堪えながら桃子は走っていた。


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