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桃尻娘はpeachpie🍑
第10章 心と身体は別?
南條は自分の上衣をサッと脱ぎ、桃子の肩に掛けた。

「こんな可愛い子がこんな時間にこんな場所にいたら、犯罪に巻き込まれるよ?」

南條は桃子の手を取り歩き出した。

「とりあえず、朝まで…」
駅の近くのビジネスホテルに入った。

「シングルふた部屋ありますか?」

「生憎シングルは満室で…ダブルなら一部屋空いています」

「んー、仕方ない…じゃあそれで。」

南條は鍵を受け取りエレベーター前に先に行った。
「.さぁ…早く、エレベーター来たから」

桃子はしぶしぶとエレベーター前に行き、南條と一緒に部屋に向かった。

南條は怒ったような顔をし、何も言わなかった。

部屋の前に着くと、ドアを開け桃子に先に入るように背中を軽く押した。

「お腹空いてるだろ?」
そう、言いコンビニの袋からカップラーメンとおにぎりとお茶を取り出した。

そして、部屋に添え付けてある湯沸しポットで湯を沸かしだした。
湯が沸くとカップラーメンに湯を入れ、
「どっち?」
おにぎりを差し出した。

桃子は鮭おにぎりを手に取った。



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