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桃尻娘はpeachpie🍑
第4章 誰の手?
桃子は部活の練習にも出られない。
練習出来ないって事は大会にも出られない。
「部長に言ったら、ため息をつかれたわ。」
桃子は同じ部員の友達に部長と同じようなため息をつきながら言った。
「本当、ついてないわよね。じぁ、私、部活に行くね。気をつけて帰りなよー。」
友達は慌てて体育館に走って行った。
桃子は再び深くため息をつき立ち上がった。
そして足を引きずりながら歩き出した。
足を引きずりながら駅に着き、ホームにまで来ると、フッ〜とため息をついた。
足が思うように動かせないなのがこんなに大変なんだと実感した。
そして電車を待っていると、大きなリュックを背負った何人かの人が通り掛かかり、その中の1人が振り返ると、桃子にリュックが当たり、足の悪い桃子は堪え切れずによろけてしまった。
「危ない!」
桃子の腕は掴まれ、危機一髪でホーム転落を免れた。
リュックを背負った人は桃子を押した事に気づかずに去ろうとした。
「ちょっと、危ないじゃないですか!」
桃子を捕まえてくれた人がリュックを背負った人に注意していた。
リュックの人は桃子に謝り、ホームを横切って行った。
「お前も、もう少し後ろに立ってろよ。」
松本だった。
「あ…」
桃子は、驚きに礼を言わずにボーッとしていた。
電車が入ってきても足がうまく動かなかった。
「ほら、行くぞ」
松本は桃子の手を電車まで引っ張りこんだ。
練習出来ないって事は大会にも出られない。
「部長に言ったら、ため息をつかれたわ。」
桃子は同じ部員の友達に部長と同じようなため息をつきながら言った。
「本当、ついてないわよね。じぁ、私、部活に行くね。気をつけて帰りなよー。」
友達は慌てて体育館に走って行った。
桃子は再び深くため息をつき立ち上がった。
そして足を引きずりながら歩き出した。
足を引きずりながら駅に着き、ホームにまで来ると、フッ〜とため息をついた。
足が思うように動かせないなのがこんなに大変なんだと実感した。
そして電車を待っていると、大きなリュックを背負った何人かの人が通り掛かかり、その中の1人が振り返ると、桃子にリュックが当たり、足の悪い桃子は堪え切れずによろけてしまった。
「危ない!」
桃子の腕は掴まれ、危機一髪でホーム転落を免れた。
リュックを背負った人は桃子を押した事に気づかずに去ろうとした。
「ちょっと、危ないじゃないですか!」
桃子を捕まえてくれた人がリュックを背負った人に注意していた。
リュックの人は桃子に謝り、ホームを横切って行った。
「お前も、もう少し後ろに立ってろよ。」
松本だった。
「あ…」
桃子は、驚きに礼を言わずにボーッとしていた。
電車が入ってきても足がうまく動かなかった。
「ほら、行くぞ」
松本は桃子の手を電車まで引っ張りこんだ。