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I can never thank you enough
第1章 桃☆マジック!~甘い果実酒にふわふわ~

「おかえりなさ~い!」

「はい、華子。おみやげ」


仕事から帰宅した陽輔の手にある紙袋。
陽輔はそれを華子に手渡した。


「重いね~」


濃桃色の紙袋のそれは華子の片手では持ちきれないぐらいの重量で、ズッシリと重い。

持ち手には様々な赤のグラデーションのリボンをが綺麗に結ばれて。
それは、陽輔へ誰かからのプレゼントの様だった。


……誰からのプレゼント?


それが気にならない訳……ないじゃない?
っていうか……凄く気になるの!


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