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I can never thank you enough
第1章 桃☆マジック!~甘い果実酒にふわふわ~
「おっ…っと、もったいない」
溢れ出たその液体を舐めとるように華子の微丘を陽輔の舌はその果実に戯れながら優しく走る。
陽輔の手が華子のそれに重ねられて。
その液体が溢れ落ちない様に、その谷間の隙間を埋めるようにぎゅっとされる。
狭くて浅いその可愛らしい谷間はそんなに多くの液体を注ぐことは出来ないけれど、小さな酒だまりがその狭い谷間で小さな波を立てていた。
―――じゅる、じゅるる…っ!
その桃酒を陽輔が啜り飲む音が部屋に響きわたり、二人の空間を満たす。
細やかな谷間に注がれたその甘露な液体を、陽輔は音をたてて美味しそうに飲み干した。
「あぁ、華子の桃から飲み干す酒は格別だ」
そんな事を言いながら、濡れた口許を右手で拭う。
「一度やってみたかったんだ」
そう言って、更にその柔らかな二つの実を揉みしだいていく。