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I can never thank you enough
第1章 桃☆マジック!~甘い果実酒にふわふわ~
そう言い放った陽輔は、華子の少し開いた足の間に躯を挟むようにしていた体勢から、少しだけ躯を離して距離をとる。
そして、華子の姿をその少し意地悪な瞳でゆっくり眺めた。
―――ようちゃん…そんな冷静な瞳で見つめないで…。
全身が桃色に色づいた陽輔だけのお姫様は、恥ずかしそうに目を伏せたまま、その華奢な躯を陽輔に向かって開いたままで。
華子の手が恥ずかしそうに己の繁みを隠すように前にあわせられるその姿に、やはり、今更だろ?――と陽輔はにはいられないけれど。
陽輔は華子の両足を広げ、ゆっくりとその手を引き剥がし、華子の柔らかなにこ毛の繁みにそっと隠された下の唇に視線を這わせた。
赤いその肉襞が果実のように瑞々しい滴りを帯びている。