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囚われ
第2章 黒い部屋

「あまり俺を怒らせるな
俺は気が短い、手が滑ってお前の首を折ってしまうか も知れないからな 」
そんなことしるかと思ったが彼が今にでも人を殺せるぐらいの眼力で私を睨み付けてるので黙ることにした
それでも、この理不尽な状況に納得するわけもなくただ彼を睨み続けた
「ククク」
なにが、面白くて満足そうに笑っているんだろう
それにしても、綺麗な顔
なんてことを考えていたら顎を上に向かされ目線を合わせられた
そして、黒い微笑で彼はこう言った
「お前は俺の奴隷だ」
悪魔だ
その言葉と共に唇に落ちてきた冷たく甘い口づけが
悪魔との契約のしるしだったのかもしれない

