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逆襲のフィメス
第9章 悶える女兵士
 そんな事よりもサヤだ。アンザロに凌辱された妻の姿。よがり声を上げて、淫らに腰を振り立て貫かれた秘所の刺青。

 目に焼きついたその光景は、恍惚に狂いながらも悲痛に歪んだ妻の顔は、おそらく死ぬまで消えることはないだろう。

(許さない……)

 ログスは思慮深い男だ。
 反撃はここぞという場面でしてこそだということを知っている。

 だから、今は耐える。どんな仕打ちにも、自分だけではなく、捕えられた同胞たちや、愛する妻の身に加えられた全ての屈辱にも耐える。

 だが、好機さえあれば何百倍もの痛苦を与えてやる。そう心に誓っていた。

「キョロキョロすんじゃねえっ! ムカつく目つきで睨みつけるのもナシだ、この野郎!」

 ラフィンがログスの顔つきに気が付いて小突く。

「ちょっと、ラフィン……手荒な真似はしないの! 精夜祭前夜なのよ……この祭日をあたしたちが祝えるのは彼らのおかげなんだから、慈悲の心を以て奴隷を扱いなさいよ」

 そうたしなめつつも、キーラのその口調は咎めるようなものではなかった。
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